2023年度 第2回研究会のご案内
2023年度の第2回研究会を下記のように開催します。
ご興味がございましたら、是非、ご参加ください。今回の研究会は、(公社)日本経営工学会関西支部、日本経営システム学会関西支部および日本情報経営学会関西支部との共催になります。
日 時:令和5年11月25日(土) 15:00~17:10
場 所:龍谷大学梅田キャンパス(オンライン併用)
https://www.ryukoku.ac.jp/osaka_office/
参加費:無料
テーマ:「対話型進化計算が拓く感性検索システムの未来」
講演者:関西大学 徳丸 正孝 氏
概 要:対話型進化計算(IEC)は、進化的アルゴリズムと人間の対話を組み合わせて問題解決する手法である。一般的なIECシステムでは、ユーザは自身の感性に基づいて解候補の表現型(画像や音などユーザが評価できるもの)の優劣を直感的に評価する。ユーザの評価はIECシステムにフィードバックされ、進化的アルゴリズムにより新たな解候補をリアルタイムに生成する。本講演では、IECを用いた様々なシステムを紹介し、課題とその解決策を探る。また、IECによりユーザの好みを学習し、個々のユーザに適した情報を提供できる感性検索エージェントについても言及し、IECによる感性検索システムの未来について考察する。
テーマ:「仮想実社会データ(=合成人口データ+基本行動データ)によるリアルスケール社会シミュレーションの実現」
講演者:大阪大学 村田 忠彦 氏
概 要:本講演では,仮想実社会データの合成法とリアルスケール社会シミュレーションの事例を紹介する。仮想実社会データには、公開統計情報に基づいて合成された世帯構成員情報(合成人口データ)と各構成員の基本行動データが含まれている。リアルスケール社会シミュレーションは、サイバー空間に埋め込まれた仮想実社会データを用いて、様々なシナリオのもとに実社会における政策や施策の効果を測定することを目指したシミュレーションである。さらに、リアルスケール社会シミュレーションを推進するために、現在、進展している研究プロジェクトを紹介する。
申込み方法:関西支部研究会 幹事 椎原まで
masatsugu.shiihara[at]oit.ac.jp [at]は@に置き換えて下さい。
お名前、ご所属、メールアドレス、参加方法(対面or Zoom)を明記の上、
11月20日(月)までにご連絡ください。