JSSM25周年記念事業「社会への提言」
第5回JSSMセキュリティ公開討論会
研究会からの提言発表会の報告
2011年2月26日に、東洋大学白山第2キャンパスにて開催された、「第5回JSSMセキュリティ公開討論会」の第T部 JSSM25周年記念事業において、研究会からの提言発表会が行われ、参加者の投票により下記の提言が優秀提言として表彰されました。
JSSM 25周年記念事業「社会への提言」研究会部門
優秀提言賞
「情報セキュリティとプライバシー保護の観点からの国民ID に関する提言」
個人情報の保護研究会 国民ID 検討会 発表者:山崎 文明 氏
受賞された研究会の皆様、おめでとうございます。
研究会からの提言発表会は、一研究会の棄権により下記5件の発表が行われました。
1「環境リスク分析による将来への提言」 環境マネジメント研究会 発表者 川端利保氏
2「ネット徘徊老人時代への予防策」 先端技術・情報犯罪研究会 発表者 伊東寛氏
3「国民ID検討会からの提言」 個人情報の保護研究会 発表者 山崎文明氏
5「電子的本人認証検討会からの提言」 個人情報の保護研究 発表者 加藤美治氏
6「境を超えるIT統制への国際的取り組み」IT統制研究会 発表者 清水惠子氏
この5件の発表につき、会場の参加者による投票を実施しました。投票は、役員投票、会員投票、一般投票の3区分に分けて実施いたしました。投票総数は、132、その内訳は役員投票16、会員投票32、一般投票84でした。多くの非会員の皆様が一般投票に参加いただいたことを大変うれしく思います。
この投票総数のうち、無効票が一般投票に1件あり、有効投票は全体で131でした。
開票の結果、役員投票、会員投票、一般投票のすべての区分で第1位を獲得した個人情報保護研究会国民ID検討会の首記提言が、総合1位を確保して優秀提言賞に選ばれました。
この投票において、課題認識に共感できるか、独自性のある提言か、有効な提言だと思うか、の3点についても評価をしていただきました。その結果は、課題認識は国民IS検討会からの提言がダントツ、独自性については、ネット徘徊老人時代への予防策、国民ID検討会からの提言、電子的本人認証検討会からの提言が並んで第1位、有効性については、国民ID検討会からの提言がダントツという結果で、優秀提言賞を獲得した提言がすべての面で1位を占めた結果になりました。
同時に、投票券のコメント自由記入欄に合計で164件のコメントをいただきました。これらのコメントは各研究会にフィードバックさせていただきます。投票いただきました会員の皆様、並びに一般の皆様に改めて感謝をいたします。ありがとうございました。
発表された研究会の皆様は、コメントなどを参考に、さらに提言を改良して常任理事会に提案いただくようにお願いいたします。ご参画ありがとうございました。