2010.06.25
JSSM25周年記念事業のお知らせ
記念事業3:JSSMアーカイブの編集(担当:大井正浩)
1. 目的
会員がより良い活動をする上で、また新しく会員になられる方々が当学会の性格や生い立ちを知ることは大きな意味があります。
当学会は過去に事務局担当の交代などがあり、引き継ぎ時に簡単に処理されて逸失してしまった資料もあるようです。今後こういうことが無いよう、現在時点でできるだけ資料の収集、整理を行い、今後の活動に役立てたいと考えます。
2. 編纂内容
(1) 学会年表の作成
(2) 年次大会の内容の推移
(3) 活動した研究会の推移
(4) 学術講演会、国際講演会、特別講演会、公開討論会などのイベントの記録
(5) 出版、提言などの記録
(6) その他
当面(1)~(3)を現有資料から作成し、その後の作業を決定したい。
3. 担当組織
編纂委員会を組成したい。
人数:5〜6名
構成:常任理事2名、経験有る会員2〜3名、大井及び事務局
協力者(適宜依頼):個人保存資料の提供、特定作業の協力
期間:2010年7月〜2011年3月(暫定)
お願い:参加してご協力下さることができる方々はお申出下さい。
4. 作業計画及び目標
2010年7月〜2010年9月: 年表作成等前記2−(1)~(3)
2010年9月〜2010年12月: 前項を参考に2−(4)~(6)
2011年1月〜2011年3月: 総合調整、常任理事会検討、第1次公開
2011年4月:継続作業を選定するか、委員会意見、常任理事会決定
[参考:2009年12月に実施した常任理事アンケート結果]
21名の方々へのアンケートに対して10名の方々から回答をいただいた。半数を下回りかつ副会長2名及び総務部会長から回答をいただけなかったので、アンケートの結果は信頼性についてはもう一つと考えられる。
[回答内容の概要]
1.編纂の意義
(4) 資料の散逸を防ぐ、が一番多く9名、また
(1) 会員に歴史を知ってもらい、帰属意識を高める、が8.5名
(5) 作成する意義はない、計画を取り止めるべき、は反対8名、賛成なし
以上からこの限りでは一応編纂の意義は認められたといえよう。しかし、後記の通り作業負荷は最小限にすべきだとの意見があった。
2.完成品のイメージと配布
(1)印刷して会員に配布したい、とする意見は少数であり反対もあった。
(2)ホームページにアップ、に賛成が7.5人で最高であった。
また、自由記述として「CDにして希望者に有料配布」という意見があった。
3.作業の進め方
委員会中心、部会中心、ボランティア中心とも意見が分散し、決め手はなかった。また大きな作業負荷は避けるべきだとの指摘があった。
4.具体的な内容(テーマ)
比較的賛同を得られた内容は次の通りである。
(3)@重要事項抽出、年表作成、7名
(4)年次大会の内容@基本統一テーマ・基調講演の推移、8名
(6)研究会の推移、8名
(8)セキュリティハンドブックなど出版物の紹介、8名
(7)特別イベントの整理@国際講演会A特別講演会B討論会など、7名
(9)特別提言などの再録、9名
(10)現会員の分析、7名
5.仮に部会単位作業を選択した場合の担当部会
提案した担当部会については、4〜6名の賛同があった。企画部会は経験者がいないことによって担当できないとの意見であった。
[意見]
1. 自由記述に多数の貴重なご意見があったので、通読の上ご検討いただきたい。
2. 全体として過大な負荷を負うことは避けた方がよいというご意見が多いように感じられる。
3. 取りあえず、少数のボランティアの方々に「重要事項の年表」を作成していただいて、その後の方針を検討することで如何か。