国際部会 2012年度第1回会合 議事録
日 時: 平成24年7月24日(火)18:30〜21:00
場 所: 元祖北海道美唄やきとり「福よし」銀座店
出席者: 岡安部会長、山本委員、淺井委員、内田委員、橋本委員、佐々木委員、古川委員(候補)
概 要:
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予算がない中でもどのような国際発信・連携等ができるかを考えることが必要。たとえば、ベトナムと長年関わっていらっしゃる方(例えば北川
元氏)にご意見を伺い、お知恵を拝借することも考えられる。
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JSSMの国際発信力強化と更新頻度確保の観点から、定例に行われている研究会、部会、全国大会等の内容を外国語に翻訳し、ホームページへ掲載することとしてはどうか。「英語」「中国語」「韓国語」「ベトナム語」「モンゴル語」といった言語が考えられる。
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また、日本におけるVNISA対応の協力団体としてどこが最適な団体であるかを見極める必要もあり、JSSMとしては、まず、JSSM各研究会の活動報告などをベトナム語に翻訳してホームページに掲載することなどからはじめてはどうかとの意見があった。
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GoogleからYahooへ移籍したMayer氏のような女性からの視点も含め、多角的な視点を提供するために、JSSMも国際化の視点を持つことが重要。複数の民族が交わる地域では優秀な人材を輩出することがよくある。JSSMでは、すでに産官学から多様な会員が参加している。さらに海外との交流が生まれれば、新たな知見が得られることも期待できる。
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また、学会での発表も英語での発表を特別に捉えるのではなく、より英語での発信をしやすくする環境作りも肝要。日本人も第2言語として英語を使う努力をしなければならない。
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ベトナム情報セキュリティ協会(VNISA)との国際協力について、古川が事務的に調整を試みる。まず事務的に投げかける内容としては、
Ø JSSMは官の組織ではない。その一方で、学術団体ではあるが、産官学が一体となり、社会に情報セキュリティ・マネジメントを実装することを目的としている。このように理論から実装に至るすべての段階での有識者・専門家が集まり、実際に活動している団体は、日本国内ではJSSMのほかはない。
Ø ベトナムでは経済成長が著しく、社会における情報システムの重要性もますます増大しているところ。オンラインでの銀行取引や売買が拡大し、クレジットカード等の信用情報のやり取りが急速に進んでいるベトナムの現状では、情報セキュリティ・マネジメントへの取り組みは、近い将来において、確実に喫緊の課題となると思われる。
Ø 以上のことから、JSSM国際部会としては、ベトナムにおける情報セキュリティ・マネジメントの最新の理論とその実装について、ぜひ協力したいと考えている。また、日本とベトナムの友好関係に鑑み、初めての海外協力団体として、ぜひベトナムとの協力関係の構築を実現させたい。
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VNISAとの協力関係ができれば、実際にベトナム人スタッフに来日してもらうといった人的交流も将来の視野に入れたい。
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次回の開催については、追って調整する。
以 上